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介護なび 那覇と浦添

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コ ラ ム

認知症の要因

認知症の要因

認知(症)障害の出現の要因に、”孤独”があると言われていますが。
孤独とは、人間関係の障害であるわけで、身近な人間関係でいえば家族、親族の方々が多いわけです。

たとえ独居、同居に関わらず、自分の存在や役割が希薄になってくると、生きがいがなくなり、まあ精神的に孤独になってくるわけです。老年期になると、どうしても家族や社会などにおける存在感や影響力は減るわけですから(どうしても)。

これは、どちらが悪いかという問題でもなくて、関係の障害なので。双方で考え方を変えて付き合ていく努力が必要だと思います。もし、一人暮らしで自由に暮らしていても、体が不自由になり、病気になれば急に孤独病に苦しむことになるわけで、もう事前に準備が必要なことだと思います。

未婚で頼りになる親族が不在でしたら、自分より少し元気な友人(または恋人でもいいのですが)などに、自分が病気や介護で不自由になったらこうしてほしいなどと事前に(任意)後見人になってもらうとか、孤独な環境になる前に準備をしておくことをお勧めします。

まあ、ある意味で今後は、こうした準備を共に相談し、考え、手伝ってくれる仕事の需要が高くなってくるのではないでしょうか?
「終活」という言葉もTVで、最近よくやってますが、人は平等に、確実に死に向かって生きている訳ですからね。縁起でもないから、そんなことは話はしたくないとか、考えたくないとか、言ってられない時代だと思います。

もう「人生100年時代」に入りつつあるわけなので、先人たちの知恵だけでは、高齢化社会に人々はどうのように幸福に暮らしてゆけるかという答えはなかなか、見つからないものです。(超高齢化社会なんて、人類史にありませんから)

話は認知症にもどりまして、孤独という病は認知症と因果関係にあるいう視点は認知症予防を考える上で欠かせない考え方だといえます。


認知症の要因

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