幸福論(3) 人生とは苦である

オーシロ

2018年04月14日 12:16



仏教の開祖、お釈迦様は若かりしき頃。

人はどうすれば生老病死(四苦)いう苦しみから救われる(解脱)ことが出来るのか求め修行の旅に出ました。

人は誰しも、生まれる苦しみ(生)。

老いる苦しみ(老)。 病気による苦し(病)。

死の苦しみ(死)から誰も、逃れられない訳です。


出家した釈尊は修行の末に偉大な悟り得て仏陀となります。私には、その大きな悟り述べることは出来ませんが、仏教の教えのなかに、仏法を学び修行を通して悟りと得ることで四苦の苦しみから自由になることが出来ると仏教では伝えています。

その教えが有名な、四諦八正道です。

八正道の修行により得た悟りの力で、自身の迷いや執着、煩悩を取り除き、人々を救済しなさいと仏陀は衆生に勧め、伝えます。

このように仏教は、苦しみこそが悟りへの道だと考えます。これが原始仏教の特徴です。

人はどんなに恵まれようと、死ぬまでの間に、必ず四苦に巡り合う定めにあります。こうした意味でも、仏教は万人を救う、万人の為の宗教だとも言えます。

人生は苦である、それを知りなさい。
そして、悟りを求めなさい。

この悟りこそ、来世に続く幸福なのだ、ということでしょう。

仏教は人間の逃れ難き苦を、非常にリアルに捉えています。仏教が万人を幸福へ導く教えであること、少しでも知って頂けたら幸いです。

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